
この用語解説は、松濤スタジオで使う撮影スタジオ用語で一般的な意味と異なるものを掲載しました。用語の分類は記号・商標・職種・品名・略語・用語・俗語に分類します。

職種 ・「エーディ」「AD」と略し、美術制作責任者のこと。テレビ制作の「アシスタントディレクター」とは別。
「アール」
1.記号・ホリゾントの曲面の度合。
2.用語・カーブ、曲面のことでケント紙や背景紙などを設置する時、曲面の部分を指して言う。
商標・フォトランプ・写真用電球のこと。300W・500Wがある。「アイラン」とも言う。撮影中、被写体に点灯して、カメラのピントを合わせやすくするために使用する。このときには「サービス」「サービスライト」「フォーカスライト」と言う。ストロボのモデリングライトの補助光となる。
「アウト」用語・カメラと被写体を結ぶ線から外側へ、または、外すという意味。「なか」「イン」または「入れる」はその反対の意味。または、画面上、ファインダーからものを排除すること。
用語・被写体のデフォルメやピントを調整するビューカメラ「4×5」や「8×10」などの操作のひとつ。レンズ面とフィルム面を調節する技法。
用語・うちわを扇ぐように動かすこと、またはライトのスイッチのon・offを繰り返し、点滅させてライトの影響を見るときに使う。
「あがり」略語・現像やプリントに仕上がった写真原稿のこと。「現像上がり」の略。「上がりが届く」という。
「あき」略語・スタジオのスケジュールが入っていない状態。スタジオが空いていること。
品名・アクリル製の建築資材で「アクリル板」のこと。透過光の撮影や撮影台として使う。通常、3×6「サブロク」0.9m×1.8mと、4×8「ヨンパチ」1.2m×2.4mの大きさがある。厚さも2mmから5mmなどの種類がある。乳半・クリアー・白・黒・などの素材と光沢面、半光沢、マットなどの表面の種類がある。
1.俗語・カメラの三脚のこと。
2.俗語・ライティング用スタンドのこと。
「あしきり」・俗語・人物撮影で全身ではなく、頭から足の途中まで画角にはいるように構図する撮影。
用語・天地左右の比率のことで、カメラのフレーミングと原稿サイズとの比較を「あたりをとる」という。
略語・ライティングすること。光をあてること。
1.用語・拡大すること。「ズームアップ」
2.用語・ものを上げること。または上がった様子。
3.用語・人物撮影で顔を画角いっぱいに構図する撮影。またはその写真。「よって撮る」ともいう。もっと大きく撮ったものを「どアップ」という。
用語・カメラを通じて被写体を見る位置、高さ、角度のことで、カメラをセットする指示のときに使う。ローアングル、ハイアングルなど。
用語・撮影時の露光不足や減感現像などで、画像が暗いこと。
品名・ストロボライト用のかさ。ストロボの発光部「ヘッド」に取り付ける。白、シルバー、白とシルバーの交互の縞「ゼブラ」、は反射用に用い、半透明の素材で透過光用の「パール」「トランスペアレント」などもある。光を拡散させるために使う最も一般的なストロボ用品。「カサ」とも言う。
用語・黄色、記号はY。補色の一つ。Bを補正するときに使う。
俗語・「生かす」または、「使用する」「復活する」ときにいう。
用語・「内側へ」または「入れる」こと。
用語・カメラのレンズが実用的な写真像を結ぶことのできる円状の範囲。ビューカメラでは「アオリ」のできる範囲。通常はファインダーで見える範囲。
「イソかんど」フィルムの光に感光する度合い。敏感度。ほぼASA感度「アサ感度」と同じ基準で100を標準とする。スタジオアシスタントはこれとレンズの絞り値やシャッタースピードとの相関関係を熟知する必要がある。
「イーブイち」用語・レンズの絞り値とシャッタースピードの相関関係を表示した数値。
「いちだん」・用語・EV値とフィルム感度とストロボ出力には相関関係がある。その1単位。おもにストロボの出力をいう。例えば、3000WS「ワットセカンド」のストロボ出力を1/2に調光して1500WSにすると1段下げ「いちだんさげ」といい、750WSにするともう1段つまり2段下げとなる。この 1段はレンズの絞り値のEV1と同じである。
「いろおんど」・用語・簡単に言うと熱放射する物体の色を数値で表したもの。写真では主に光源の種類やフィルムの区分に用いる。単位は ゜K「度ケルビン」。カラー撮影の場合に注意することで、およそ、デーライト、日昼光、ストロボ光は5500゜K またフォトランプ、白熱電球などは3400゜K。厳密には個々の状態により異なるため、カラーメーターで計測し、フィルターワークでカバーする。
品名・カラーメーターのこと。光源の色温度を計るもの。
「イン」・用語・カメラと被写体を結ぶ線から「内側へ」「中へ」または「入れる」という意味。または画面上に位置させること。
「いちめんあーる」・用語・ホリゾントの構造名で床面から正面壁をアールで構成されたもの。左右の壁とのつながりもアールで構成されると三面「さんめん」アールという。天井までの楕円球状のものは「ドーム」という。
用語・即席現像写真フィルムとでも訳してみる。通称、他社のものも含め「ポラ」という。しかし、「ポラ」はポラロンド社の商標のため、他社ではこのようにいう。スタジオでの使用頻度シェアではフジフィルム社製、FP-100シリーズが多い。
品名・おもりのこと。スタンドなどを固定するときに使用する。砂ウェイト、鉄製の平ウェイト、アームに固定するカウンターウェイトがある。
品名・雑巾、布きれ。
俗語・「写す」「撮影する」の俗語。「ムービー」「VTR」の場合は「まわす」という。
「うつりこみ」・用語・被写体にライトや物が写ってみえる様子。被写体の表面の質感による鏡面、光沢面、透過物、などの商品撮影の際にはこれに気を使う。
略語・RDS社製、電源コネクターの型。100V、100A。
略語・電源コードの総称。ACは交流電源を表す。
記号・「アートディレクター」
「エイチエムアイ」・商標・オスラム社製のホットリストライクタイプの放電管を使用したライト。形状はタングステンライトと同じような灯体とバラストとよばれる電源部に分かれる。HMIはハロゲンランプのような定常発光ではなく、連続閃光、フラッシングの連続光で蛍光灯のように周波数があり、デイライトタイプである。近年、需要が大変多い。
記号・高さを表す。スタジオの高さを言う。
記号・時間を表す。スタジオでは24時間表記。
記号・長さを表す。スタジオの奥行き「ひき」を言う。
記号・スタジオのこと。
記号・スタイリストのこと。
記号・「モデル」
「エヌジー」・記号・「No Good」のこと。機材の故障や支障のあるものに表記する。
「EXコード」・品名・延長用コード。ストロボの電源部「ゼネレーター」と発光部「ヘッド」の距離を延長するときに使うコード。
用語・構図などを示した台本。「ラフスケッチ」ともいう。
品名・発砲ボードの表面に白紙を貼ったもの。レフ板に使う。
品名・大きなクリップで背景紙を固定したり、ちょっとしたおもりがわりに垂らしたトレペの下に付けたりする。
「エックスせってん」・用語・ストロボの発光と同調するカメラのシャッタースピード「同調速度」のこと。カメラのシャッターの構造により異なる。
略語・エクステンションコードのこと。
品名・4×5ビューカメラなどの蛇腹を延長する部分。
品名・4×5ビューカメラの蛇腹を延長する際、支持する部品。
用語・露出等が過度のことで「アンダー」はその反対。
用語・重ねる。またはダブらせること。
俗語・タングステンスクープライトのこと。小型のスクープとそれより大きなスカイパンの2種類がある。
略語・ライティングで暗い部分「シャドー」をレフ板などで光を当てて「おこして」、明るくすること。それに用いるレフ板を「おこし」という。
品名・ストロボヘッドリフレクターの種類で通常のものより大きくパラボラアンテナのように光を拡散する。